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2022.07.19
新卒エンジニアの志望動機におすすめな理由&持っておきたい知識を解説
※この記事は約5分で読めます。
「新卒エンジニアに求められる志望動機って何だろう?」
「新卒からエンジニアを目指したいけど、何から始めたらよいか全くわからない」
就職経験のない就活生にとって、エンジニアという職業に対しての疑問やわからない点が多く、このような悩みを抱えるケースは少なくありません。
この記事では、新卒からエンジニアを目指す上での志望動機の考え方や、準備の段階で押さえておきたいポイントを解説します。
「学生時代はプログラミング未経験だけど新卒からエンジニアを目指したい!」という思いを持っている方は、是非この記事を参考にしてくださいね。
目次
新卒エンジニアに求められるもの
新卒のエンジニアの選考では、高いスキルや豊富な専門スキルはあまり重要視されません。
ここからは、新卒のエンジニアに求められるスキルや考え方について解説します。
自発的なコミュニケーション能力
新卒エンジニアに求められる一つ目のスキルは、自発的なコミュニケーション能力です。
新卒でエンジニアになってまもない時期は、毎日が「はじめて」の連続になります。インターネットで検索してもなかなか理解できない分野に遭遇することも珍しくありません。
このような状態になった時、先輩が気にかけてくれるのを待ってばかりではなく自分からわからない点や解決方法を質問できるコミュニケーション能力は必要不可欠です。
ロジカルシンキング
新卒エンジニアに求められる二つ目のスキルは、ロジカルシンキングです。
ロジカルシンキングとは「論理的思考」を指し、エンジニアとしてシステムの設計や開発を行う上で欠かせない基本の考え方の一つです。
新卒エンジニアの選考のフローにおいても、ロジカルシンキングにおけるスキルを図る筆記試験が用意されているケースは少なくありません。
新卒からエンジニアを目指したい人は、まずはロジカルシンキングとは何かを明確に理解した上で、実際に問題を解いてみることも一つの選択肢です。
インプット・アウトプットの習慣
新卒エンジニアに求められる一つ目のスキルは、新しいことを吸収(インプット)し、行動(アウトプット)する習慣をつけることです。
エンジニアの業務で例えると、研修や先輩への質問で得た新しい知識を頭に取り入れるのがインプット、自分がそれらを活かして行う行動がアウトプットとなります。
新しい知識は頭に入れるだけでは簡単に身につきません。新しいことを学んでメモやノートを整理した上で、実際に何か作ってみるなどの具体的な行動を起こしましょう。
新卒からエンジニアを目指す上での志望動機の考え方
ここからは、新卒からエンジニアを目指す上での志望動機の考え方を解説します。
「安定だから」という思考は捨てる
新卒でエンジニアを目指す上での志望動機の一つ目の考え方は、安定志向を捨てることです。
未経験からエンジニアを目指す上での志望動機を「コロナ渦でも安定して仕事がある」と答える方は少なくないものの、これでは面接官に与えるイメージはよくありません。
エンジニアの仕事が安定して見えるのは、一人一人が日々新しい知識の吸収や実行を繰り返しており、外からは見えない場所で努力をし続けているからです。
新卒エンジニアの面接では、エンジニアという職業が安定しているという誤った固定観念を捨てた上で、具体的な志望動機を準備することを心がけておきましょう。
理想だけでなく具体的に行った行動を説明する
新卒からエンジニアを目指す上での志望動機の二つ目の考え方は、やりたいことだけでなく実際に行った行動の内容を説明することです。
エンジニアの種類や業務内容は幅広く、使用する言語も多岐にわたります。未経験の状態でも「〇〇の言語を使って〇〇をしたい」という具体的な理想を持つことは理想的です。
しかし、ただ理想を持って何も行動をしていないと、面接官にとって「本当に〇〇を目指したいのか」と捉えられてしまい、信憑性に欠ける内容となってしまいます。
新卒からエンジニアを目指す上での志望動機を解説する時は、「〇〇を目指しているので、現在は〇〇を行っています」といった具体的な行動内容を説明しましょう。
一貫性のあるエピソードを展開する
新卒からエンジニアを目指す上での志望動機の三つ目の考え方は、結論から逆算して一貫性のあるエピソードを展開することです。
まずは結論ファーストで自分の目標を話した上で、そのために必要なステップや身につけるべきスキルの取得の過程を考えて説明することを心がけましょう。
新卒からエンジニアを目指す上で知っておきたいこと
ここからは、新卒からエンジニアを目指す上で知っておきたい3つのポイントを解説します。
これら3つのポイントは一つ間違えると大きな誤解やお金の損失に繋がりかねないので、未経験からエンジニアを目指す人は是非一度目を通しておきましょう。
プログラミングスクールに行けばよいわけではない
新卒からエンジニアを目指す上で知っておきたい一つ目のポイントは、プログラミングスクールに行けばよいという誤った認識を捨てることです。
多くのプログラミングスクールでは「卒業するとITエンジニアとして就職できる」ことが謳われているものの、新卒の就活ではこのような経験は重要視されにくくなっています。
プログラミングスクールで各言語の知識を学べることは間違いありません。しかし、卒業したからといって就職活動に有利になるとは言い切れないのです。
高額なプログラミングスクールへの入学を検討している方は、まずは書籍や動画等で自分でどこまで勉強できるかを把握することが大切なステップとなります。
悪質な情報商材に気をつける
新卒からエンジニアを目指す上で知っておきたい二つ目のポイントは、SNSやインターネット上に蔓延している悪質なコミュニティや情報商材に気をつけることです。
TwitterやInstagramでは「ITエンジニアと繋がりたい」「駆け出しプログラマーと繋がりたい」とツイートしている人が多くみられる傾向があります。
真面目に継続して勉強をしている人であれば問題ないものの、高額な会員制のオンラインサロンや情報商材の販売を目当てにこのような発信を行っている人は少なくないのです。
新卒エンジニアに関する情報をSNSで探す時は、他人の発信している情報を全て鵜呑みにせず、信憑性の調査や自分なりの観点を持つクセをつけておきましょう。
まずは何か作ってみる
新卒からエンジニアを目指す上で知っておきたい三つ目のポイントは、まずは実際に手を動かして何かを作ることです。
プログラミングスキルを上達させるための1番の方法は、実際に自分の手を動かすことに他なりません。
まずはネットや書籍を頼りにしつつ、自分で何かを作ってみてください。教科書では出会わなかったバグやエラーに遭遇し、乗り切ることでこそスキルは磨かれるのです。
新卒でエンジニアになるためにおすすめな書籍
ここからは、新卒からエンジニアを目指す上で読んでおきたい書籍を3つ解説します。
どの書籍も未経験からそれぞれの分野における基礎知識をインプットするのに適しているため、皆さんも一度読んだ上で自分なりのアウトプットの方法を考えましょう。
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
「ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん」では、PHPやjavascriptといったプログラミング言語を通して基礎知識を学ぶことができます。
さまざまなプログラミング言語に共通する知識や仕組みが解説されているため、この本を読むことで実際の業務に手をつけやすくなります。
本当にやさしく学びたい人の! 絵解き ネットワーク超入門
「本当にやさしく学びたい人の! 絵解き ネットワーク超入門」では、複雑かつ多くの専門用語を伴うネットワークの仕組みが一から解説されています。
パソコン自体の扱いに慣れていない方や、ネットワークの基礎知識を学びたい人にとって、わかりやすいイラストでの用語解説があることは大きなメリットです。
マンガでわかる 必ず伝わる! ロジカル会話術 (Futaba Culture Comic Series)
「マンガでわかる 必ず伝わる! ロジカル会話術」はエンジニア向けの書籍ではないものの、社会人の基礎スキルであるロジカルシンキングの基礎を学ぶことができます。
結論ファーストでの話し方や仮説の立て方など、ビジネスを行う上で欠かせない考え方や話し方のポイントをこの一冊を通して身につけましょう。
新卒からエンジニアになる準備は「目標設定→行動→説明」が欠かせない
今回は、新卒からエンジニアを目指す上での志望動機の考え方や押さえておきたいポイントを解説しました。
新卒からエンジニアを目指すためには、プログラミングスクールに行けば良いというわけではありません。大切なのは、具体的な理想を持った上で実行する行動の方法です。
「エンジニアになるための行動を起こせていない」と感じる皆さんは、自分が将来なりたい姿を明確に決めた上で、書籍の読み込みや成果物の作成などの具体的な行動を起こしてみてくださいね。
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